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ウェブサイト用画像の基礎知識

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ファイルサイズを軽くする事が大事

例えば、一枚の写真をウェブサイトへ掲載したい時に、デジカメで撮影した画像をそのままアップロードするのはマナー違反です。そもそもデジカメで撮影した画像は、ウェブサイト公開用として用意されていません。多くのデジタルカメラはプリントして楽しむための画質で保存されます。ウェブサイトにアップロードする画像は、この画質は必要ありません。

より多くの人が快適に見れるように

ウェブサイトで一番大事な事は、様々な環境の違いでもなるべく同じものを得られる事です。
これは訪問者が使用しているパソコンの性能の違いや、インターネット回線速度の違いです。特に、画像の場合はインターネット回線速度が大きく関係してきます。1メガバイトの画像を配信するのと、100Kバイトの画像を配信するのでは、その表示速度が10倍も違います。最近ではインターネットインフラが進み、ADSLや回線速度が格段に速いの光ファイバーなどのブロードバンド回線が普及してきました。従って、数年前程画像のファイルサイズにシビアとなる必要は無くなりました。とは言え、むやみに重い画像を掲載するのは良くありません。

ADSL は、場所によって速度が大きく違います。

最も普及しているADSL。電話回線を使い高速通信を実現する事の出来る技術ですが、その速度は設置場所によって大きく違います。その速度は、基地局と設置場所までの距離が遠い程、遅くなると言われています。

田舎では、未だISDNがほとんど

都市部と違い、山間部などでは未だISDNがほとんどです。1.5Mbps~50Mbpsの通信速度が可能なADSLと比べISDNは64Kbps~128Kbpsと格段に速度は落ちます。特に、ネットショップ運営者の方は、このような山間部からの需要は無視できません。この地域の方でも、ある程度快適に見れるようにファイルサイズを落とす事を心がけましょう。

軽くする事で、サーバーへの負担も軽減

サーバーが1秒間に配信できるデータ量には限りがあります。これは、サーバー機器事態の性能よりもサーバーが接続されている回線に配信性能に関係してきます。多くのサーバーはデータセンターの高速回線へ接続されています。この回線は、複数のサーバーが共有しているためその多くは、1サーバー当たりのデータ転送量を制限しているでしょう。これは制限しないと、一つのサーバーが回線を占有している間、他のサーバーがデータを転送出来なくなってしまうためです。(これを帯域幅と言います)一般的なサーバーは、この帯域幅が1~3Mbpsに制限しています。共用サーバー(一台のサーバーを複数のユーザーが共有しているサービス)となると、この帯域幅事態も数十ユーザーで共有している事となります。

サーバーがデータ転送の要求を受けるとそのデータを転送し終わるまで、次の要求のデータ転送を行いません。従って、同時にアクセスされたページを表示させるには、どちらか早い方の訪問者へデータ転送する間、遅い方のユーザーは応答を待つ形になります。

このような仕組みを考えた場合、1メガバイトの画像だと1秒に1ユーザーにしか転送出来ませんが、100キロバイトまで落とした画像ならば10人弱のユーザーへ転送できるという事になります。

※実際には、様々な要因が絡んで表示速度が前後します。

ウェブサイトに使える画像形式

画像形式には、その用途によって様々な形式があります。ウェブサイトに使える画像は、インターネット上での配信を考え以下の3種類が使用出来ます。

人物・風景写真などに使用される - JPEG画像

JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式は、静止画像圧縮方式の一つです。若干の画質劣化を許容する(一部のデータを切り捨てる)方式と、まったく劣化のない方式を選ぶことができ、許容する場合はどの程度劣化させるかを指定することができます。人物・風景写真などの自然画向きの形式で、文字入りの画像には向いていません。

↓ JPEG形式で保存した画像 (47キロバイト)
JPEG画像

↓ JPEG形式で保存しイラスト画像 (10キロバイト)
文字やイラスト部分にムラがある事が分かります。
JPEG画像

イラストやアイコン、文字などの使用される - GIF画像

GIF(Graphic Interchange Format)形式は、JPEGのように画像を劣化させて圧縮するのでは無く、1コマ当たりの利用可能な色数を256色までに制限し、色数を落とす事でファイルサイズを軽くする事の出来る形式です。イラストやアイコン、画像文字に向いています。また、数枚の画像を連続表示させてアニメーション画像を作る時に使用する形式です。

↓ GIF形式で保存した風景画像 (36キロバイト)
画質にギザギザが見られ風景には向いていない事が分かります。
GIF画像

↓ GIF形式で保存したイラスト画像 (16キロバイト)
ムラ無くキレイに表示される事が分かります。
GIF画像

自然画にもイラストにも対応 - PNG画像

PNG(Portable Network Graphics)形式は、JPEGやGIFに変わってインターネットで広く使われる事を目的に開発された圧縮方式です。特にGIF形式の特許権を持っていたUnisys社に特許料を払わなければ対応アプリケーションソフトを開発できない問題を避けるために使用が推奨された事で有名になりました。未だJPEG、GIFほどの普及はありませんが風景画、イラスト両方に対応しています。また、特にKDDI(au)では、携帯サイトを制作する際にPNG画像を使用する事が標準となっています。

↓ PNG 24ビットで保存した風景画像 (222キロバイト)
上のJPEG画像と同等画質にするにはファイルサイズが大きくなります。
PNG画像

↓ PNG 8ビットで保存したイラスト画像 (12キロバイト)
上のGIF画像と同等色数でも、ファイルサイズが軽い事が分かります。
PNG画像